当院の職員健康診断として、久しぶりに栄養療法採血をしました。

(お電話で栄養療法の問い合わせも多いですが、自費ですので80項目以上の採血と尿検査、糖化度検査、体組成検査、結果説明で約3万円です。初日採血。4週間後結果説明とカウンセリングです。予約制です。)

人間、途中で飽きてしまうこともあり、

前回の採血で不足していた栄養を補充してちょっと体調が良くなったら、

サプリ飲まなくても大丈夫かな?と

亜鉛サプリなどさぼっていたら、

さぼっていた栄養素関連、見事にデータは下がっていました。。。しくしく。

よく考えたら時間と心に余裕がなくてサプリをサボる時って、食事もサボってますもんね。

継続は力なりって心に響きます。今回採血して良かった。。。反省。

もちろん、しっかり、かっちり定期的に受診して食事やサプリの調整をしている方は、

体調もデータもよいですよね。

「わかってはいるけれど、どうしてもコーヒー沢山飲んじゃうんです、パン食べちゃうんです、甘いものがやめられないんです」といった患者さんも多いです。

なんでも完璧にできる方っていないと思うので、数か月で諦めないで、

もう1年以上受診していないけれど、再チャレンジしてみようかな。ぐらいの気持ちで受診でも構わないと思います。

栄養療法的に悪いデータの方でクリニック側が心配していても、ご本人からの予約がないとその後のフォローができません(クリニック側から、次回受診予約を催促するようなお電話をすることはありません)。

また、初診の方で、海外製のサプリを高容量飲みすぎていてデータが異常値になっている方もいますので、

独自で高容量摂取する方は特に定期的な採血をおすすめします。

 

栄養療法って基本的にいつから開始で、いつで終了でも構わないと思うのですが

唯一「期限」があるのが、「成長期のお子さん」かと思います。

成長期は人生のうちでもほんの数年間。

ALPの値も高値で、身体的には「成長したい!」と言っている時期に

必要な栄養素が身体に入ってこないと成長できるはずのものも成長できないですよね。

肉体的にも精神的にも不安定になってしまいます。

時期を見逃さず、必要な栄養素を補充してあげたいですね。