フェリチン(貯蔵鉄)の値を皆さん調べたことありますか?

当院では鉄欠乏性貧血が疑われる方はフェリチンも含めて検査することが大切だと思っています。

 

毎日食べ過ぎるほど食べているのに

まさか自分が質的な栄養失調だとは思いませんでした。

「3食しっかり食べてます」といっても、

その食事の内容が、意外と偏ってしまっていることが多いです(自分も含め)。

痩せている方はもちろん、体格が良い方ほど「質的栄養失調」だったりします。

最近3日間の食事をノートに書き出してみてください。

ご飯、麺、パンばかりではありませんか?

ヘルシー志向で野菜ばかり食べていませんか?

間食にジュースや甘い物がパターン化していませんか?

これでは、健康に生きて行く上での栄養素が足りていません。

自分はとにかく疲れやすくて、

片頭痛持ちで、ロキソニン(痛み止め)が手放せず、

意欲もなく、すぐ横になりたくて。

そういえば、歌を歌うにも声が続かなくて、

階段も息切れ。

自分がもし管弦楽部だったら楽器を吹くことで頭痛がして倒れていただろうな、と思います。

老化だと思って過ごしていましたが、

結果、鉄欠乏性貧血。

酸素がうまく運べないという意味では「酸欠」だったんですね。

動きたくない、苦しい、わけです。

栄養療法を勉強してから目からウロコのことが多くて。

酸欠のまま過ごすことで、どれだけ身体にダメージを与えていたんだろう。

なんというもったいない時間を過ごしてしまったんだろう。

その頃の健康診断書をみてみるとフェリチンの値が7!!

そう言えば妊娠時は4だった。。。お腹にいた息子、ごめんよ。

基準値には入っているけれど、フェリチンの値が一桁なんて、重度の鉄不足。

少し動いただけですぐ使い切ってしまいます。

 

タンパク質、鉄、各人に必要なビタミンを補うと生活が変わります(必要量は個人によって違うんです)。

不調がある方は、自分の栄養状態を調べる事もとても大切だと思います。

 

せっかくの人生ですから、

イライラ、ぐったり、の毎日ではなくて、

ニコニコ、はつらつとした毎日にしたいものです。

 

「栄養状態のチェックをしたいんですけど」と、お気軽にご相談ください。