5月12日(日)分子栄養学実践講座を受講してきました。
「有機酸検査の見方」宮澤賢史先生
「カラダに優しい油の選び方・摂り方」吉冨信長先生
どちらも興味をそそられるお題ですね。
油って身体にとても大切ですが、その油の選択を間違えると
不健康にもなります。
良いと思って一生懸命とっていたのに
実は炎症を誘発していた、なんて。
講座では、こういった講義の後に症例検討会があります。
受講生が自分の検査データを持っていき、
抽選で選ばれた受講生の検査データを講師の先生が読み解いていくのですが、
症状とデータがリンクしていて、本当に興味深いです。
分子栄養学って難しそうですが、
皆さんが
「テレビで鮭缶が良いっていってた」
「ブロッコリースプラウトが良いっていってた」
「アボカドが良いっていってた」
なんて、テレビで見聞きして、
「何で良いのか詳しいことは分からないけど(^^)、健康に良いみたいだから」
とそういった食材を買い求め、
次の日スーパーからその食材が売り切れになりますよね。
「健康のために栄養をとる」という行為がすでに分子栄養学。
実は、自然と皆さんはそういった行動をしています。
ただ、分子栄養学は、検査データを見ながら、
「何のために、どの位、何の栄養素をとるか」まで個人レベルで考えていくのです。
食事からの栄養ってじわじわ効いてくるので
即効性を体感できなくて継続できず、一時的なブームで終わってしまいますよね。
「テレビで良いって言ってたから」という理由だけでは、継続という努力が続かない。
きっと、「理由」と「体感」がはっきりしていないんだと思います。
ネットでは古い情報と新しい情報が混ざっています。
「分子栄養学」
「栄養療法」
「オーソモレキュラー」
などで検索すると情報は山のように出てくるかと思います。
昔は「身体に良い」と思われていたものが、よくよく研究がすすむと
それほど身体に良いものではなかったり。
しっかり勉強して、時代に遅れることなく情報を更新していかなくてはいけませんね。
なんでこんなに不調なんだろう?
その理由を栄養面からも考えたい、と思っている方はぜひご相談ください。
(栄養療法は自費となります)