夏休み明けから構音訓練を頑張っていた子が、無事訓練を卒業^^

小学校入学までに間に合うのか!?いや、間に合うように、とハイスピードで訓練を行ってきましたが、

本人もお母さんも本当によく頑張ってくださり、

私の予想以上の速さでゴールを迎え、本当に嬉しいです。

そして何が嬉しいって、発音に苦手意識があると、

人前での発表や国語の音読などが苦痛となり、国語は嫌われてしまうことが多い中、

好きな授業は「国語!」と言っていて、さらに感動です。

 

発達や、機能的には全く問題はないのに、

サ行がうまく言えないとか、カ行がうまく言えないとか、で悩んでいる子がいます。

「機能性構音障害」というのですが、

多くの方が小学生になるまで待てば自然と治るだろう、と思っているかも知れません。

ただ、言えない音の種類によっては、いくら待っても治ることはない音もあるため、

誤りが固定化してしまう前に評価・訓練を行ったほうが良いと思います。

目安として、4歳過ぎたらまずは医療機関に相談するのが一番かと思います。

ところで、これは何でしょう?

「鼻息鏡(びそくきょう)」と言います。

診察券2枚くらいの大きさ。

鼻の下にあてて発声してもらい、鼻から漏れてはいけない音で呼気が漏れていないか?などが確認できます。

鼻から漏れると白くくもるので、左右差や強さを知ることができます。

言語聴覚士の必需品です^^